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第1回 GSMフォーラムを開催しました。
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第1回 GSMフォーラムを開催しました。

2024年8月10日(土)10:00~12:00で久しぶりにゲストを招聘し、

昔はスポーツ次世代カンファレンスと呼んでいたセミナーを、今回からグローバルスポーツマーケテイングフォーラム、

略しまして、GSMフォーラムという呼称でリスタートしました。

多くの参加者にお集まりいただき生産的な120分を過ごすことができました。

12:00に仲締めをした後も多くの参加者が居残りQ&Aのコーナーとなりました。

ゲストは日本オリンピック委員会の中森さんになります。現在は2026年名古屋アジア競技大会組織委員会の副事務局長として現場を統括されている。

その準備も兼ねて出張されていたパリ五輪からの帰国のタイミングでフォーラムに出演頂いた。

2016年と2020年のオリンピックの招致活動のど真ん中におられた中森さんならではの深いお話を伺えた。私にとってもあっという間の2時間だった。

招致活動の運営における組織論をピーター・ドラッガーやマイケル・ポーターの組織論を基に説明されるその内容は圧巻の一言。

こでも実際やった人間と机上の空論のお話の圧倒的な違いを感じ取ったのは私だけだろうか?

現在は2026年に名古屋で開催されるアジア競技大会の事務局を仕切っておられる。

また、中森さんと東京や大阪でフォーラムを開催することを約束しあった日でもあったが、大阪でこの秋に対面で開催予定であると伝えておきます。

第2回のGSMフォーラム(オンライン開催)は現在のところ、元スポーツ庁長官、現在は日本水泳連盟の会長である鈴木大地氏を予定している。

こうご期待ください。

セミナーの詳細とお申し込みはこちらです

https://gsma.peatix.com

下記の参加者からの感想をお伝えしておきます。

今回参加した感想を教えてください(記載いただいた内容は匿名とした上で、HPやSNSで紹介させていただく可能性がございます)。 現在ビジネス上でお悩みの点や、困りごとがあればお書きください。 スポーツビジネスに関して、今後セミナーで取り上げてほしいトピックスがあれば教えてください。
東京オリンピックの招致までの取り組みやビジネス構造等が理解でき、オリンピックやスポーツビジネスの魅力が増した。 (スポーツマーケティングとは関係ありませんが、)アスリートの社会人としての人材育成 スポーツ・スポーツマーケティングにおけるデータ分析の観点や方法について
オリンピックのスポンサー事情や現状の課題を包み隠さずお話しいただけたので、とても嬉しかったです。 ソニーとNFLのスポンサーシップについて
お話の内容の濃さに驚きました。また、オリンピック招致の戦略に、ドラッガーやポーターのビジネス戦略のセオリーをベースにしていることも、スポーツ以外のビジネスにおいて参考にさせていただきたいと思います。 スポーツマーケティングの新しい価値を見出せないかいつも考えています。スポーツを媒体として収益を得る以外にも新しい利益の出し方(顧客にとっての新しい価値)を模索したいです。 次世代のスポーツマーケティング、媒体価値以外のマーケティング施策、など新しい価値を見出すためのディスカッションが聞きたいです。
表に出ている情報は拾えても、その深いところまではなかなか知る機会がないのですが、本日の講義でその部分が見える資料であったことがすごく面白かったです!まだまだ、私が未熟すぎて難しく感じる部分もありましたが、それは今後また知識を増やしていって、今回の資料を見直していくきっかけにもなったと感じております。 圧倒的な経験不足だと思いますので、今後もスポーツイベントなど含め経験していこうと考えております。 いつも面白いセミナーをありがとうございます!地域とスポーツというところの掘り下げができる機会があると嬉しいです!
リアリティのあるお話でとても勉強になりました。またこういった実際に現場でお仕事をされている方の生の声が聞ける講座は参加をしたいと思いました。 特段ございません。 チームや協会等でスポーツマーケティングをご担当させている方の、実際にトライして良かったお話、失敗したお話等を聞けるセミナーなんかがあれば興味があります。
今回、印象に残った言葉は「競争戦略は差別化であり、劣後順位を決定し、勇気を持って切り捨てることで初めて意味を持つ」です。学生の自分にとって、今回のオリンピック招致に関わる政治的な流れやスポンサーの話は難しかったです。ただ、この言葉は今後の自分がマーケティングに携わっていく中で、根底に据えるべき考え方であると感じました。ただ、中森さんが仰られていたように、実際の現場で冷静に劣後順位を決め、いらないモノは人を切るという作業は大変なのだと感じます。そこをシビアに突き詰めて考えられるマーケターになりたいと強く感じました。ありがとうございました。 ラグビーワールドカップ関係者のフォーラム
本日はありがとうございました。感想としては、一番印象的だったところはオリンピック承知にあたって最後は人が人を納得させるという部分でした。様々な取り組みを行ったりスピーチもする中でターゲットを絞り誰に訴えるのかとても勉強になりました。様々な場面で活かしていきたいと感じました。 放映権やチケット売り上げをさらに伸ばすためにはスポーツの価値や楽しさをどう人々に伝えていくのか。またターゲットを絞った中でのアプローチの仕方を更にお聞きたいと感じた。
東京五輪の汚職があり、スポーツ界にも少なからずはお金の問題はあると思っていた。五輪開催地の決定にも、お金の問題があることを知り、虚しい気持ちとともにそれがスポーツ界の現実だと思った。政治とお金の問題が切っても切り離せないように、スポーツとお金の問題も切り離せないのか。スポーツとお金が綺麗な関係になり、公平になることを切実に願う。しかし、解決するのは簡単ではないので、根回しのやり方など今日聞いた内容は心得ておく。
オリンピック招致の交渉や、スポンサー獲得の難しさ、東京オリンピックでのコロナによる計算の狂いなど色々と裏話を聞けてよかったです。自分の業務では、講義の中でありました劣後順位決定の考え方を活かせればと思います。 オリンピックについて複数回実施していただきたいです!
オリンピックの招致活動、スポンサーセールスなどがどのように行われているか表層の知識はありましたが、そこに携わっていた方のセミナーはその知識を深める絶好の機会となりました。
 招致活動のために資金調達やプロモーションに加え、IOC委員から高い評価を得ることが必要であることを学びました。  オリンピックを開催するだけではなく、残っていくレガシーが必要です。スポーツを通して何を社会に与えられかを考えていきます。 マネジメントとは、ただ管理するだけではなく、基本と原則に基づいて成果につなげる仕事であることを学びました。 コミュニケーションは、受けて側が知覚できて初めて成立するものであることが、新たな発見でした。傾聴や分析だけでは不十分であり、自分の考えを理解してもらう意欲と何をどのように伝えていくかが今後の自分の課題です。 競争戦略については常に考え続ければならないことだと感じました。会社という組織にいる中で、他社と競うだけではなく、顧客のために独自の価値を生み出さなければいけません。 東京オリンピックは、コロナの影響もあり、スポーツの価値を十分に見出すことはできなかったかもしれませんが、2026アジア・アジアパラ競技大会では、私自身が当事者意識を持って、社会の成長と発展に少しでも貢献していきたいと思います。