スポーツマーケティング考 第8話 【グローバルスポーツマーケティング概論】
現在、大学の教壇で春学期に「国際スポーツビジネス論」そして秋学期に「国際スポーツマーケティング論」という講座をそれぞれ15回ずつ、年間30回の90分講義を展開しています。
現在、同じ内容をオンライン講座でオープン講座にしました。2024年4月のラインナップはこちらです。https://gsma.peatix.com/
その講義の内容は、現在の日本のスポーツ界の現状をPEST分析する事からわかる、日本のスポーツ界の現状と課題と可能性の理解です。
PESTとは(釈迦に説法ですが)日本のスポーツ界を4つの現象に基づき検証する事です。
❶政治・法律
❷経済
❸社会
❹技術
これらの4つの切り口になります。
例えば、経済のところではナイキとミズノの過去7年間の売り上げの推移を東洋経済新報社の出版する業界地図の資料から読み取ります。この記事は『会社四季報』の経済記者が、全ページ執筆しています。数字に偽りは無いと言う事です。
2022年度の売上です。ナイキ:5兆7963億円、これに対してミズノ:1727億円。現在ミズノの34倍ナイキは売り上げています。
ナイキをTOYOTAだとしたら、ミズノはダイハツ以下の規模になります。
なぜ、このような差が生まれたのか?
皆さんはどう考えますか?
ここに日本のスポーツ界が持つ、弱点が見て取れます。それは何でしょうか?
2017年から22年度の6年間の成長率を見て見ましょう。ナイキは、3兆8128億円から5兆7943億円に成長しました。1兆9815億円売り上を伸ばしました。ミズノは、1887億円から1727億円に減少しました。160億円売り上げを減少させました。
なぜ、このような事が起こったのか?
皆さんはどう思われますか?
ここに日本のスポーツ界が持つ、弱点が見て取れます。
それは何でしょうか?
私はその理由を知っています。
その課題解決の方法も分かります。
このような課題を解決する人材を育成する事が私の使命になります。
是非セミナーでお会いしましょう。