スポーツマーケティング考 第29話 【グローバルスポーツビジネス概論】ぜひ一度聞いてみて下さい。
私の「グローバルスポーツビジネス概論」の講義に出ればわかる事ですが、日本と海外のスポーツビジネスの格差です。しかしながら、日本も捨てたものではないのです、スポーツのチカラ、特にビジネス面の成長を促す戦略を文部科学省のスポーツ庁が立ててくれています。チャンスは無限にあるのです。
現在、大学の教壇で春学期に「国際スポーツビジネス論」そして秋学期に「国際スポーツマーケティング論」という講義をそれぞれ15回ずつ、年間30回の90分授業を展開しています。 それらの30本の講義の中で要になる授業があります。それは、【グローバルスポーツビジネス概論】という講義です。
その内容は、現在の日本のスポーツ界の環境を外的環境分析の手法の秘湯であるPEST分析する事からわかる、日本のスポーツ界の現状と課題と可能性の理解になります。
PESTとは(釈迦に説法ですが)日本のスポーツ界を4つの現象に基づき検証する事です。
① 政治・法律、②経済、③社会、④技術の4つの切り口になります。
例えば、経済のところではナイキとミズノの過去7年間の売り上げの推移を東洋経済新報社の出版する業界地図の資料から読み取ります。
この記事は『会社四季報』の経済記者が、全ページ執筆しており数字に偽りは無いです。
直近の2023/24年度の売上はナイキ:8兆47億円、これに対してミズノ:2297億円。現在ミズノの35倍ナイキは売り上げています。
ナイキをTOYOTAだとしたら、ミズノはダイハツ以下の規模になります。
なぜ、このような差が両社の間に生まれたのか?
ミズノはナイキより40年も早く創業しているにもかかわらずです。ここに日本のスポーツ界が持つ、弱点が見て取れると考えます。それは何でしょうか?
2017年から23年度の7年間の成長率を見て見ましょう。ナイキは、3兆8128億円から8兆47億円に成長しました。4兆1919億円売り上を伸ばしました。ミズノは、1887億円から2297億円で同じ時期に410億円売り上げを伸ばしています。ナイキは同じ時期にミズノの100倍のスピードで成長しているという事です。
なぜ、このような事が起こったのか?
ここに日本のスポーツ界が持つ、弱点が見て取れます。それは何でしょうか?
私はその理由を知っています。その課題解決の方法も分かります。日本のスポーツ界はこのような課題を解決できる人材を育成する事が急務であり、それこそが私の使命になります。
上記の講義【グローバルスポーツビジネス概論】は私が毎月が展開するオンラインセミナーの講義に入れて公開しています。
是非一度ご参加頂きたいです。スポーツビジネスの可能性と自分との関係性が一挙にます機会になるでしょう。
詳細とお申し込みはこちら。 https://peatix.com/event/4111160/view