スポーツマーケティング考 第24話 【本物から学ぶ大切さ】
スポーツ界でただ働くなら少し頑張って、どこぞの軽い転職サイトの情報に乗って、それなりの目的地にたどり着けばよい。
しかし本当にやるべき事は、自分の人生を賭けれるほどのプロジェクトに出会い、
自分の持てる限りの知力と体力を絞り切り、
そこにいる仲間と共にそのプロジェクトを見事に達成する事ではないだろうか?
もしそのような環境に自分の身を置きたければ、答えは一つだ。
そういうことを成し遂げた人物に聞くのが良い。
何を成し遂げたのか?どうやって成し遂げたのか?どんな経験と能力を身に付ければ良いか?
こればっかりは大学の先生に聞いても分からない。
なぜなら現実にやったことが無いからだ。
これだけはその組織の内部にいて、実際にやった人にしか語れないからだ。
私はそのような経験を、IMG➡アディダス➡ナイキでの実際の現場で何度も経験し学ぶことができた。
■ ジョー・モンタナと三菱電機の複合契約の締結と実行
■ エプソンIVYBOWLの6年間にわたる企画と実装
■ リッティからネスレチャレンジサッカーに至るサッカープロジェクト
■ MLBとNPBの共催によるベースボールファンフェスタ
■ バッジョとUCCの契約、そしてミラノでの3週間
■ 日本サッカー協会とアディダスの長期契約の交渉と締結
■ その契約内容の最大活用
■ 代表ジャージの販促に伴う社会の行動変容の促進
■ WCに向けた全社戦略の立案と実行(渋谷プロジェクト、ボールロンチ、代表ジャージロンチ、CXとのコラボ、小学館とクーバーコーチング等)
■ 世界のトップクラブ(FCB、マンーU)とJクラブ(鹿島アントラーズ、浦和レッズ)の国際試合
■ AFCのW杯予選の公式試合球の契約
■ 田臥選手のNBAチャレンジ
■ 駒澤大学陸上部と箱根駅伝プロジェクト
■ マイケルジョーダンのアジアツアープロジェクト
■ レクサスと共創したレクサスチャンピオンズチャレンジ(ゴルフの大会)
■ キッド山本とリーボックの契約、そして北京五輪への道
上記のようなプロジェクトを通じて得た経験則を体系立てて人々に伝える技を大学教授として身に付けた。
自分ではそんな風に思っていなかったが、業界で長年経験し、周りを見渡した結果、現在では自分は日本でも稀有な存在であると気づいた。
この経験則と体系化した知見を次世代に継承したいと強く願っている。
ゆえに24年6月1日から【グローバルスポーツマーケテイングクラブ】という母集団の形成を始める事にした。
私の知見を継承し、一度しか無い人生で何がしかの結果を残したい。
そういう気概のある方々の集まりを形成し、共学、共創、共栄の理念のもと、皆のチカラで日本のスポーツ界を変革していくのだ。
また、その中の更なる有志を集めて、【グローバル・スポーツマーケティング・アカデミー】で徹底的に鍛え上げる。
日本の世界のスポーツ界にINNOVATIONを起こす日本人の次世代の革命児を創造するのだ。