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半田裕のスポーツマーケティング考
スポーツマーケティング考 第25話 【ラグビーワールドカップ】
半田裕のスポーツマーケティング考

スポーツマーケティング考 第25話 【ラグビーワールドカップ】

私自身のRWCとの関係はIMG時代に遡ります。

1990年代初頭にIMGはIRBとともに、1987年から始まったこの大会の更なる国際化に伴う世界戦略を模索し始めていた。要は、放映権の世界的な販売力強化と日本の強力なスポンサーの誘致であったのです。しかしながら国内ではサッカー、海外ではテニスやゴルフ、当時は特にF-1のモータースポーツへの関心が高く中々スポンサー誘致に苦労していた記憶があります。

そんなRWCにひょんな事から再度関わり始める事になるきっかけは英国大使館におけるレセプションです。2015年のイングランド大会に向けて、英国大使館が日英の経済交流を促進するために2013年ごろから積極的に日本企業及び大会関係者との交流を促進していたわけです。

それらの関係者とRWC2015に英国に視察に行こうとなり複数の企業の方々とイングランド大会に出向きました。一番の理由は、2019年に日本での開催が決定してる中で、その前の大会の模様を現地で生で感じてくることが大切であろうとなったわけです。

JTBの方々のコーディネートも素晴らしく、結果は素晴らしい視察旅行となり、その流れで2019年を迎えることになりました。

それから、4年後の日本で開催されたRWC2019は皆さんご存知のように誠に見事な大会となり、代表チームの頑張りもあり素晴らしい結果を我々に残してくれました。

その頃に、すでに立ち上がっていたRWC2023フランス大会のサイトに登録していた関係で、その後4年の間、いろいろな現地の様子が手元に来るなかであっという間に4年たち、その大会も昨年の秋に無事終了です。

気が付くと、2015年から8年があっという間に立ちました。サッカーもオリンピックもそしてこのRWCも4年ごとの開催が基本です。あっという間でもあります。

そのフランスの組織委員会のサイトの大会終了後の記事を二つ掲載します。フランス大会の総括としてご覧ください。

https://mail.google.com/mail/u/0/...

https://mail.google.com/mail/u/0/...

こちらは、RWC2027の情報となります。

https://allsportdb.com/Events/2027-Rugby-World-Cup-13924

準備に要する期間は長く、大会そのもの期間はあまりにも短いと言うのが、この4年に一度の大会に関わった関係者の全ての人の感想ではないかと思います。

2027年への道はもう始まっています。